八王子の店舗集客で考えるべきたった3つのこと

店舗集客、特に個人オーナーで経営されていらっしゃる方々にとっては悩みの種であることとお察しいたします。
集客、特にネットを活用すればもっと効率よくお客様を獲得できるとお考えであるあなたへ、店舗集客をがむしゃらに始める前に気を付けていただきたい3つのことをご紹介します。
不要なリスクを取らず、正攻法で集客を成功させましょう。
※八王子以外のエリアでも活用できます

競合との差別化が明確か

吉野家と松屋は何が違うのでしょうか?
都内の駅前に行けば大体どちらの店舗もお客さんがたくさん入っています。
松屋のお客さんは吉野家ではダメなのでしょうか?なぜ今日「松屋」に入ったのでしょうか?

〇〇だからあなたのお店にした

この言葉はあなたのお店がネット集客というマーケティングを行う際に非常に重要なヒントです。
今お店にいるお客様が発したその一言で店舗の価値が表現されたのです。
理由は様々ありますが他店よりもあなたのお店が優れていることをしっかりと発信しなければ、情報を提供すべきターゲットを間違え、たくさんのお店に埋もれてしまうでしょう。

〇〇がキャッチコピーの重要なヒント

キャッチコピーは読み手の興味を掻き立て、店舗のメニューやサービスをより詳しく知りたいと思わせるきっかけです。
あなたのお店が知らず知らずのうちに解決しているまたは提供しているベネフィット(利益)はキャッチコピーに適しています。
自動車と同じでいきなりアクセルを全開にしても100キロに到達するには時間がかかります。
まずは短く読みやすい文章で読み手を引き込みましょう

誰が喜ぶお店なのか

オフィス街で低価格ランチを提供している店舗では仕事をしているサラリーマン
住宅地の公園の横にあるちょっとおしゃれな喫茶店は子供を持つお母さんたち。
看板は全くないし一見するといつ空いているかもわからないのに常連さんで満員の居酒屋さん。
人は必然的に選択しその店舗へ足を運んでいるのですが、店舗側はしっかりとリサーチしてこの戦略を実践しています。

お客様が求める情報とは?

その発信は何を解決できる?

あなたのお店を知らない人が興味関心を抱く発信。
今検索しているユーザーが知りたい情報を的確に発信し、見てもらうことができればあなたの発信を信用し商品に興味を持ってくれる可能性が高まります。
いきなり知らない人から商品を買うような人はいません。
営業と同じようにネットの世界でも少しずつお客様との関係性を作り上げていく必要があるのです。

ユーザーファーストで発信

ネットから店舗へ集客するにはユーザーファーストで考える必要があります。
なぜならスマホで検索する、動画を見るなどすべての行動はユーザー以外の意思が反映されないからです。
つまり、あなたが普段お店で行っているセールスは通用しません
これはインターネットでホームページを閲覧するお客様の動作に起因しており、変えることのできない事実。

あなたの強みが発揮される人の課題

「松屋に入った理由は味噌汁があるから。
安くて時間が惜しいサラリーマンの僕も冬は温まりたいんだよ。」

松屋は有名店で誰しもサービスをご存じかと思いますが、その日の気分や背景によって動機は変化します。
同じサラリーマンでも少しお客さんの事情が変わるだけで検索するかしないか、どんなキーワードで検索するかは異なります。

出張で八王子に来たから名物の八王子ラーメンをネットで検索してみたけどたくさんありすぎてどこがいいのかわからないよ

こちらは名物を食べたいと明確な理由がありますが判断材料に困っているようです。
「出張」で初めて八王子を訪れ「八王子ラーメン」を探す人には何が一番刺さるのか。

  • 店舗までの距離
  • メニューの価格
  • 店舗の雰囲気
  • 口コミの評判

どれかということは人によって異なりますが、興味を持ってもらいあなたの店舗の情報をより多く知ってもらうことで来店につながる確率は格段に高まるでしょう。
このように強みやターゲットを明確にしたあとはユーザーファーストで情報を届けることを考えましょう。
※個人的な感想ですが八王子ラーメンの玉ねぎは割と好きです

予算と達成させたい数字

足元の状況把握し目標を設定する

あなたの課題は月に何人の来客を増やすと解決するのでしょうか?
そもそも、今あなたのホームページやSNSを見た人は月に何人いらっしゃるのでしょうか。
施策を行うことで5倍10倍になれば良いというわけでなく、かけたコストや工数に見合うリターンが期待できるかで施策を判断しましょう。
施策は無限に存在しますがリソースやコストは有限、得るべきものの見極めはしっかりと。

売上目標はKPIにあらず

様々な経営者の方々とお話する機会がありますが現場と会話がスムーズでないと感じておられる方も数多くいらっしゃいます。

広告費を10万かけたら売上が50万上がるのか?

このような問いは経営側としては気になるところです。
しかしWebマーケティングは仕組みを考察し、一つ一つテストと改善を繰り返して作り上げるもの。
テスト中にもかかわらず

なぜ広告費をかけても売り上げが上がらないのか

と現場に詰め寄るのは控えてください。
テストの成果を見極めるためにも流入ページから購買ページへの誘導率など、施策の成果を確認できる目標設定を良く話し合って決めていきましょう。

まとめ

長文をお読みいただきありがとうございました。
普段当たり前に思っていることも見つめなおすと新たな気づきになることもあります。
ネットで店舗の集客をはじめる前に課題や問題抽出の参考になれば幸いです。

おすすめの記事